患者の自己管理ツール

慢性疾患を抱える患者は、自宅での自己管理が求められます。血糖測定器や体重管理アプリ、電話で相談できるアドバイスナースなど、さまざまな自己管理ツールを活用し、健康状態を把握し医療従事者へ情報を共有します。技術の進歩によりコストは低減し、利便性と時間節約が実現され、診察回数の削減にもつながります。

血糖測定器(Glucose Meter)

血糖測定器は、糖尿病患者が血糖値を自己管理できるツールです。指先や腕から血液を採取し、テストストリップに滴下して測定器に挿入すると、血糖値が表示されます。測定結果は多数保存でき、異常値(高血糖・低血糖)を警告してくれます。また、USBケーブルや専用ソフトウェアでデータをパソコンに取り込み、医師へ送信する機能を備えた機種もあります。

体重管理(Weight Management)

体重管理プログラムは、オンラインやソフトウェア形式で提供され、食品のカロリーやタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン含有量などの栄養情報を閲覧できます。さらに、特定の食事のカロリーを消費するために必要な運動時間を提示する機能もあります。食事日記や体重日記、運動日記を活用し、摂取量や体重変化、運動内容を記録できます。栄養カウンセラーが目標設定のアドバイスを行い、オンラインコミュニティで継続的なサポートや励ましが受けられます。

アドバイスナース(Advice Nurse)

一部の健康保険では、電話で相談できるアドバイスナースが用意されています。慢性疾患の患者が症状の変化や薬の服用ミスなどで不安を感じた際に電話すると、適切な対処法や受診の必要性を説明し、緊急外来受診や不要な診察を防ぐ手助けをします。また、疾患管理に役立つ情報や地域のサポート機関への案内も提供します。

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