メディケアと二次保険の活用方法
仕組み
複数の保険に加入している場合、まず一次保険が支払われ、残りの自己負担額(コペイやコインシュアランス)を二次保険がカバーします。多くの場合、メディケアが一次保険となり、他の保険が二次保険として機能します。
雇用者保険(一次・二次の区分)
受給者または配偶者が現在勤務している場合、雇用者が提供する団体健康保険は、従業員数が20名以下の小規模事業所であれば二次保険として扱われます。逆に、従業員が21名以上いる場合は、その団体健康保険が一次保険となり、メディケアは二次保険になることはありません。
退職者保険
退職者向けの健康保険は、原則としてメディケアの二次保険として機能します。大企業から退職した場合でも、退職後に健康保険が二次保険に切り替わります。軍人退役者が受けるTRICARE for Lifeも同様に二次保険です。
例外として、連邦職員が受給するFederal Employee Health Benefits Program(FEHBP)は一次保険となり、メディケアが二次保険になるケースがあります。
メディケイド
メディケイドは連邦と州が共同で運営する低所得者向け公的医療保険です。対象者はメディケアの二次保険としてメディケイドを利用でき、コインシュアランスやコペイ、さらには歯科・視覚・長期介護などメディケアがカバーしないサービスも支払われます。
メディギャップ(Medigap)
メディギャップはメディケアを補完するために設計された民間の補足保険で、二次保険として機能します。12種類のプランがあり、各プランは異なる医療費項目(主にコインシュアランスやコペイ)をカバーします。民間の健康保険に加入している場合はメディギャップの対象外となり、地域によっては販売が行われていないこともあります。
二次保険を上手に組み合わせることで、メディケアだけではカバーしきれない費用を抑え、より広範な医療サービスを受けることが可能です。
