混合状態(双極性障害)の対処法と安全な対策

双極性障害(旧称:躁うつ病)は、気分が極端に変動する精神疾患です。躁状態では、陶酔感や誇大感、時には精神病的症状が現れます。うつ状態では、絶望感や無気力、そして自殺念慮が特徴です。特に速いサイクルを持つ患者に多い「混合状態」では、躁症状と抑うつ症状が同時に現れ、激しい不安と自殺リスクが高まります。

混合状態への対処手順

  1. すぐに担当の精神科医または主治医に連絡してください。混合状態の場合、現在服用中の薬剤の用量調整や新たな薬の処方が必要になることがあります。

  2. 医師の指示どおりに薬を服用しましょう。第一選択薬はリチウム、バルプロ酸、ラモトリギン、カルバマゼピンなどの気分安定剤です。これらを服用していない、あるいは服用薬が気分安定剤か不明な場合は、医師や薬剤師に確認してください。処方薬と市販薬をすべて持参し、薬剤師に相互作用や使用上の注意を説明してもらいましょう。

  3. 生活リズムをできるだけ一定に保ちます。毎日同じ時間に食事・睡眠・運動を行い、必要なら食事や薬の管理、外出のサポートを家族や友人に頼みましょう。

  4. 孤立しないように他者とコミュニケーションをとりましょう。友人に電話する、双極性障害のサポートグループに参加する、または自殺・メンタルヘルスのホットラインに連絡するなどが有効です。全国メンタルヘルス協会(NAMI)のウェブサイトで近くの支援団体や相談窓口を検索できます。

  5. 自殺や自傷の危険を感じたら、すぐに救急病院へ向かいましょう。可能であれば家族や友人に同行を頼み、医師の説明を共有できるようにしましょう。

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