子どもが双極性障害(BD)かどうかを見極める方法
双極性障害は、成人だけでなく思春期の子どもにも深刻な影響を及ぼす疾患です。双極性障害を抱える子どもは、学業や学習面で大きなハンディキャップを抱えることが多く、通常のペースで学ぶためには特別な学習環境が必要になることがあります。思春期の双極性障害は、年齢が低い子どもやティーンエイジャーでは見分けにくく、気分の変動はこの年齢層では一般的なため、見落とされがちです。早期に診断し、適切な支援を受けさせることが重要です。
双極性障害を見極めるための3つのステップ
- 症状を理解する
まずは思春期の双極性障害の主な症状を知りましょう。多くの親は、子どもが双極性障害であることに気付くまで時間がかかります。症状は、極端な気分の高揚と深い落ち込み、エネルギーの過剰や逆に無気力になることなどが典型的です。WebMD などの信頼できる医療情報サイトで、子どもの双極性障害の症状や原因を確認しておくとよいでしょう。
- 専門医による評価を受ける
双極性障害は血液検査で確定できるものではありませんが、精神科医や小児科医が家族歴、精神状態のチェック、既往歴や身体検査を総合的に評価し、診断に導きます。家族に双極性障害の既往があるか、他の精神疾患や身体疾患が除外できるかが重要な判断材料となります。
- 治療法を検討する
診断が確定したら、医師の処方する薬物療法が第一選択となります。気分安定剤や抗うつ薬などが効果的です。また、子どもや若年者に適した自然療法や生活習慣の改善(十分な睡眠、規則正しい食事、ストレス管理)も併用することで症状のコントロールが期待できます。治療は個々の状態に合わせて調整し、継続的に経過観察を行うことが大切です。
双極性障害は早期に介入することで、学業や日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。疑いがある場合は、ためらわずに専門医に相談しましょう。
