双極性障害(双極症候群)
双極性障害(旧称:双極症候群)は、うつ状態と制御不能な躁状態が交互に現れる慢性的な気分障害です。薬物療法や心理療法で症状は管理できますが、根本的な治癒はありません。
躁エピソードの症状
- 睡眠欲求の減少、性欲の増加、思考の飛躍や創造性の高まり、無謀な行動への衝動、極端なイライラ。
うつエピソードの症状
- 炭水化物への渇望、不安感、自己評価の低下、過眠、体重増加。
躁エピソードの診断基準
- 症状が最低でも2週間続く必要があり、治療しない場合は最大で4か月続くことがあります。
うつエピソードの診断基準
- 症状が最低でも2週間持続し、未治療の場合は最大で14か月続くことがあります。
発症年齢
- 従来は思春期後期が典型的ですが、過去10年で小児期や早期思春期に発症するケースが増加しています。
治療法
- 主に薬物療法が用いられます。リチウムなどの気分安定薬と、ラミクタールなどの抗てんかん薬を組み合わせて気分の揺れを抑えます。気分安定薬や抗てんかん薬に反応しない場合は、抗精神病薬や抗不安薬が併用されることがあります。
