双極性障害(BPD)サポートグループの活用ガイド
双極性障害(BPD)の躁うつサイクルは根本的に治すことはできませんが、薬物療法や心理療法で症状をコントロールできます。さらに、サポートグループへの参加は、生活の質を高める重要な要素となります。仲間からの励ましや情報共有は、治療のモチベーションを維持するうえで大きな助けとなります。
定義
サポートグループとは、同じ経験を持つ人々が集まり、感情的・道義的な支援を提供し合う場です。BPD向けのグループは、対面形式でもオンライン形式でも開催され、医療専門家が主宰する場合や、同じ障害を持つピアがモデレーターを務める場合があります。
対面グループの探し方
- まずは、BPDと診断した医師や現在担当しているセラピストに相談し、地域のサポートグループを紹介してもらいましょう。
- 紹介が得られない、または合わない場合は、以下の団体のウェブサイトで州・地域のメンタルヘルス機関のディレクトリを検索できます。
・National Association of State Mental Health Program Directors
・U.S. Substance Abuse and Mental Health Services Administration - 子どもや青年のBPD支援を探す場合は、Child and Adolescent Bipolar Foundation のサイトにリストがあります。
- 全国規模の団体としては、Mental Health America と National Alliance on Mental Illness(NAMI)があり、各地域に支部があるため、ローカル情報を得やすく、BPD向けのサポートグループも提供しています。
オンライン(バーチャル)グループの探し方
- インターネットで「BPD サポート グループ」や「双極性障害 オンライン フォーラム」などと検索すると、膨大な数の掲示板やコミュニティが見つかります。
- 各フォーラムは公開閲覧型と会員制型があり、匿名性を保ちたい場合は会員登録が必要なものを選ぶとよいでしょう。
- 投稿内容や活発なメンバーのコメントを確認し、自分に合った雰囲気のグループかどうか時間をかけて判断してください。
Depression and Bipolar Support Alliance(DBSA)について
DBSAは1985年に設立された、米国最大級の患者主導型双極性障害・うつ病支援団体です。主なサービスは以下の通りです。
- 無料の情報・紹介電話窓口(フリーダイヤル)
- 無料の教育資料の提供
- 最新の科学的情報を審査するレビュー委員会
- オンラインおよび対面のサポートグループの運営
サポートグループの重要性
BPDサポートグループに参加すると、同じ課題を抱える仲間と出会い、孤独感が軽減されます。メンバーは判断や批判をせず、治療を継続するための実践的な助言や励ましを提供してくれます。DBSAが運営する1,000以上の患者主導型グループには70,000人以上が参加しており、86%の参加者が「治療への遵守が向上した」と回答しています。
