双極性障害と共に生きる
双極性障害は、極端な気分の高揚と深い落ち込みが交互に現れる疾患ですが、適切な治療と日常の工夫で上手に管理できます。以下では、具体的な対策をご紹介します。
自己学習
- 診断を受けたら、双極性障害についてできるだけ学びましょう。主な症状は判断力の低下や衝動性、妄想・幻覚、睡眠障害、絶望感・うつ、疲労、エネルギー低下、そして自殺念慮です。
- 治療薬や療法についても理解し、医師と相談しましょう。一般的に気分安定薬と抗精神病薬が処方され、症状に応じて抗うつ薬が加わることもあります。
ストレスの軽減
- ストレスはエピソードを誘発しやすいため、できるだけ減らすことが重要です。
- 深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラクゼーション法を1日30分程度取り入れましょう。
- 好きなことに時間を使うのも効果的です。本を読む、音楽を聴く、買い物や友人との交流など、五感を刺激する活動を選びましょう。
気分チャートの記録
- エピソード前に現れる兆候やトリガー(季節の変化、金銭問題、人間関係の衝突、睡眠不足、仕事や学業のストレスなど)を把握するため、毎日気分と睡眠、思考を記録します。
- パターンが見えてくれば、将来の発作を予防しやすくなります。
規則的な生活リズム
- 日々のスケジュールを作り、食事・社交・睡眠・運動の時間を決めておくとストレスが減ります。
- 適切な睡眠時間を確保し、過不足がないように守りましょう。
- 毎日30分程度の散歩や軽い運動を週5回取り入れると、気分が安定しやすくなります。
緊急時のプラン作成
- 発作が迫っていると感じたら、日記を書いたり、絵を描く、楽器を演奏するなど創作活動を行いましょう。
- 緊急時に備えて、連絡先、服用薬とその用量、他の持病情報をまとめたリストを常に携帯してください。
