ムードスタビライザーの選び方

双極性障害や気分障害と診断された方には、医師からムードスタビライザーの服用が勧められることがあります。しかし、市販されている薬は多種多様で、どれを選べばよいか迷うことも少なくありません。以下のポイントを踏まえて、自分に合ったムードスタビライザーを選びましょう。

選び方のステップ

  1. 正確な診断を受ける。ムードスタビライザーは双極性障害(旧称:躁うつ病)に効果的ですが、単なるうつ病や他の障害には適さないことがあります。

  2. 耐えられる副作用を考慮する。リスペリドン(Risperdal)やジプレキサ(Zyprexa)は体重増加を引き起こすことがあります。トピラマート(Topamax)は最初の服用時にぼんやり感や眠気が出やすいです。ラミクタール(Lamictal)は皮膚発疹、時に命に関わる重篤なものが報告されています。また、リチウムは適切な水分摂取がないと体内の塩分バランスが崩れる恐れがあります。

  3. 血液検査への対応を検討する。リチウムやデパコート(Depakote)は血中濃度を確認するために定期的な血液採取が必要です。一方、トリレプタル(Trileptal)は血液検査が不要です。針に対する苦手意識がある場合は、検査の頻度も選択の基準にしましょう。

  4. 医師と「本当の」ムードスタビライザー、抗てんかん薬としてのムードスタビライザー、抗精神病薬としてのムードスタビライザーの違いを話し合う。例として、リチウム、ラミクタールは純粋なムードスタビライザー、デパコート、テグレトール(Tegretol)は抗てんかん薬でもあり、アビリファイ(Abilify)やジプレキサは抗精神病薬としての作用もあります。薬が体内でどのように働くかを理解すると、選択がしやすくなります。

  5. 服用回数を考える。1日1回の服用は覚えやすく継続しやすいですが、すべてのムードスタビライザーが1日1回用意されているわけではありません。

  6. 選択後も医師と定期的に連絡を取る。副作用や効果に問題が生じた場合、用量調整や服用時間の変更など、医師が適切にサポートしてくれます。

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