真の躁エピソードを診断するための基準(DSM‑5)
DSM‑5 による躁エピソードの診断基準
DSM‑5 では、躁エピソードは「基準となる症状が少なくとも3つ以上、ほぼ1日中持続し、本人の通常状態から顕著に変化している」ことが必要とされています。代表的な症状は以下の通りです。
主な症状
- 高揚または拡大した気分:幸福感が極端に高く、過度に楽観的または陽気になる。
- 活動性の増加:身体的な落ち着きのなさや、社交的活動の頻度が著しく増える。
- 思考の高速化(思考奔走):集中が困難になり、注意が散漫になる。
- 話し出しが多くなる:普段より多く話し、言葉が速くなる。
- 睡眠欲求の減少:ほとんど睡眠が取れなくても疲れを感じず、数時間の睡眠でさえリフレッシュしたように感じる。
- 衝動的行動:結果を考慮せずに危険な行為や無謀な行動に走る。
- 誇大妄想:自分の能力や権力を過大評価し、非現実的な信念を抱く。
上記のうち3つ以上が一定期間持続すれば、躁エピソードと診断されます。
