薬物乱用がもたらす心理的影響

パラノイア

メタンフェタミンや大麻、幻覚剤などを乱用すると、過剰摂取により他者が自分に危害を加えようとしていると誤認するパラノイアが生じることがあります。特に刺激系薬物(アンフェタミン系やコカイン)の高用量使用で顕著です。

うつ病

特定の薬物乱用は抑うつ状態を引き起こすリスクを高めます。LSDやコカインといった幻覚剤や刺激薬の常用は、仕事や人間関係への興味喪失、無気力感を招きやすく、既に不安や抑うつを抱えている人は症状が悪化しやすくなります。

暴力的・予測不能な行動

薬物乱用は衝動性や攻撃性を増幅させ、予測不能な暴力行為につながることがあります。特に幻覚剤の常用は不安定で危険な行動を引き起こし、アルコールは抑制を低下させて怒りやフラストレーションを暴力的に表出させることがあります。また、コカイン使用時のパラノイアも暴力行為の一因となります。

幻覚

幻覚は薬物乱用に伴う代表的な心理的症状です。LSDや大麻を頻繁に使用すると、現実感覚が歪み、実在しないものが見える・聞こえるといった幻覚が生じます。コカインの長期乱用では「コークバグ」と呼ばれる、皮膚上に虫が這うような感覚が報告されています。

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