カウンセリングにおける質問テクニック
米国労働統計局のデータによると、2008年時点で全米で60万人以上のカウンセラーが雇用されていました。カウンセラーは専門分野に応じて、評価、個別セッション、グループ療法など多様な形でクライアントと関わります。セッション中、効果的なカウンセラーはクライアントの核心的課題にアプローチするために、さまざまな質問技法を使い分ける必要があります。
オープンエンド質問
オープンエンド質問は、クライアントが完全な文で答えるよう促す質問形式です。これにより、感情・思考・態度・理解といった深層情報が引き出されやすくなります。治療計画を立てる際に、誤った信念や未解決の感情を明らかにする手助けとなります。
パラフレーズ(言い換え)
パラフレーズは、クライアントの発言を要約して返す技法で、カウンセラーが積極的に傾聴していることを示します。質問として活用すると、見落としがあればクライアントに修正を促し、さらに詳細を付け加える機会を提供します。
クローズドエンド質問
クローズドエンド質問は、情報が限定的になるため、通常はセッションで控えるべきですが、思考が散漫になる「緩やかな連想」の状態では有効です。具体的な答えを求めることで、クライアントを現在に引き戻し、脱線を防ぎます。
ミラクル・クエスチョン
ミラクル・クエスチョンは、解決志向療法(ブリーフ・セラピー)で用いられる技法です。「もし今朝目覚めたときに、すべての問題が解決していたら、何が違うか?」と問いかけることで、クライアントは理想の未来を描き、治療目標に向けた動機付けが高まります。
