メンタルヘルス障害保険とは
米国国立精神衛生研究所によると、米国成人の約4人に1人(26.2%)が毎年何らかの精神障害を抱えているとされています。精神疾患は障害の主要因となっており、生活や仕事に大きな支障をきたします。
対象者の特徴
双極性障害、うつ病、統合失調症などの重度の精神疾患は、就業・金銭管理・家事などの日常生活全般を困難にします。政府が提供するメンタルヘルス障害保険は、医療証明と過去の就労履歴などを条件に給付されます。
低所得者向けプログラム(SSI)
補足保障所得(SSI)は、低所得層を対象とした障害保険です。受給資格は、65歳以上で、12か月以上就労ができないことが必要です。審査は障害の程度や機能を多段階で評価します。2007年の平均給付額は月額約623ドルでした。
就業歴がある人向けプログラム(SSDI)
社会保障障害保険(SSDI)は、給与税を支払った就業経験のある人が対象です。給付は月額900ドル以上の収入の一部を置き換える形で支給されます。SSIと同様の審査プロセスを経ます。2006年の平均給付額は月額約978ドルです。
緊急支援(TANF)
緊急扶助金(TANF)は、SSI・SSDIの審査で不合格となった人に対し、短期的な現金支援を提供します。受給には月間一定時間の就労が条件となります。
留意点
保険給付額は生活費を十分にまかなえるケースは少なく、プログラムの濫用防止のため審査は長期化しがちです。審査期間は1〜3年、給付は数か月から数年で終了することがあります。また、TANFは就労義務が付くため、受給者は条件を満たす必要があります。
