子ども・思春期のメンタルヘルスに関わる職種一覧
子どもや思春期のメンタルヘルス問題は、親や教育関係者、医師でさえ「ただの成長段階」や「典型的なティーンエイジャーの行動」と軽視しがちです。しかし、放置すれば成人期まで続く深刻な影響を及ぼす可能性があります。メンタルヘルスの問題が続くと、学業や感情面での潜在能力を十分に発揮できなくなる恐れがあります。
小児・思春期精神科医
小児・思春期精神科医は、子どもや思春期の患者とその家族に対し、思考・感情・行動に関わる障害の診断・治療を行う専門医です。必要に応じて薬物療法も提供します。
身体的・遺伝的・社会的・家族的要因、感情・発達・認知面を総合的に評価し、複雑な診断を行います。場合によっては、集団療法や家族療法が必要になることもあります。
司法や学校の現場でコンサルテーションを行い、患者の権利擁護者としても活動します。
小児・思春期心理士
小児・思春期心理士は、患者と家族が抱える問題を理解し、認知行動療法などの心理療法を通じて破壊的な行動パターンの改善を支援します。個別カウンセリングだけでなく、家族を交えたセッションも実施します。
いじめの被害者や加害者への介入も行い、学校現場では教職員に対し支援策や予防策を提案し、子どもたちが潜在能力を発揮できるようサポートします。
支援スタッフ(サポートワーカー)
支援スタッフはデイサービスや小規模グループ、個別支援の場で療法グループや活動を企画・実施します。アスペルガー症候群や自閉症スペクトラム障害に特化した施設で働くことも多く、危険な状況の緩和にも対応します。
患者と長時間接するため、身体的・情緒的・行動的な変化に気づきやすく、早期のサインを見逃さない重要な役割を担います。
