メンタルヘルスサービス利用者の家族向け危機対応プランの作成方法
メンタルヘルスの危機は、患者本人だけでなく家族にとっても恐ろしく困難な時間です。症状が急激に悪化し、一時的に自分で判断や自己管理ができなくなることがあります。危機対応プランは、患者の希望や権利を尊重し、緊急時に適切な支援を受けられるようにするための重要なツールです。多くのメンタルヘルス施設では、患者と家族が共同で作成する危機対応プラン(事前指示書)の作成支援を行っています。
危機対応プラン作成の手順
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患者を巻き込む
プランは患者本人の意向が中心です。患者のニーズ・懸念・希望を尊重し、本人の声をしっかりと反映させましょう。多くの州では、患者の参加が精神保健法で保障された権利とされています。
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情報を収集する
患者と家族に以下の点を尋ねます。
- 普段の体調が良いときと、コントロールが効かないときの状態
- 希望する薬剤、アレルギー、使用できない薬剤や治療法
- 過去に受けた治療や施設、再利用したいかどうか
- 子どもやペットなど、危機時に世話が必要な家族構成
- 緊急時に連絡すべき親族・友人の連絡先
- 関わっている医療従事者の情報
- その他、患者がプランに盛り込みたい項目
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プランを文書化する
収集した情報を基に、危機対応プランを書面にまとめます。施設が提供するテンプレートを活用しつつ、患者固有の状況に合わせてカスタマイズしましょう。主な項目は以下の通りです。
- 氏名・電話番号・生年月日
- 緊急連絡先
- 健康状態・アレルギー
- 薬剤情報・治療の好み・嫌悪
- 子ども・ペットの世話に関する情報
- 特別な配慮が必要な点
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患者と内容を確認する
作成したプランを患者に見せ、希望通りに記載されているか確認してもらいます。不足や誤りがあれば修正し、患者の署名をもって合意を得ます。
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プランを共有・保管する
患者にプランのコピーを渡すと同時に、医療記録に保管します。担当医や当直医が緊急時にすぐ参照できるよう、関係者全員がアクセスできる体制を整えましょう。
