皮膚掻き(CSP)とは?
特徴
- 顔を中心に、腕・頭皮・手など、身体のさまざまな部位の皮膚を絶えずかきむしったり、剥がしたりする。
- 症状が日常生活に支障をきたし、健康的な生活を妨げることがある。
原因
- 強迫性皮膚掻きは自己傷害行為の一種で、ストレスや不安を和らげるための対処行動と考えられる。
- 緊張や退屈時の刺激欲求、完璧主義的に「皮膚を修正したい」感情などが引き金になることが報告されている。
治療法
- 認知行動療法(CBT)や習慣逆転トレーニング(HRT)により、皮膚掻きの習慣認識と代替行動を学ぶ。
- 不安やストレスに対処する新たなスキルを身につけ、症状の減少を目指す。
薬物療法
- 薬物療法は心理療法と併用して使用されることが多い。
- 主に抗うつ薬などのOCD治療薬が処方され、例としてアナフラニル、パキシル、ルーボックス、セレクサ、レクサプロ、サゾネ、エフェクサーなどがある。
注意点
- 皮膚掻き症状がある場合は、他の精神疾患の有無を確認するために包括的な精神科評価が必要。
- うつ病・不安障害・物質使用障害・身体醜形障害・OCD・抜毛症(トリコチロマニア)・皮膚疾患などが併存することがある。
