雇用とメンタルヘルス障害の支援制度

Job Accommodation Networkによると、米国では毎年約5,800万人がメンタルヘルス障害を抱えているとされています。中には支障なく働く人もいますが、障害が重く職場での支援が必要な人や、仕事ができない人もいます。

障害者差別禁止法(ADA)

障害者差別禁止法は、メンタルヘルス障害を含む障害を持つ従業員に対する差別を禁じ、雇用者に合理的配慮を提供する義務を課しています。

合理的配慮

「合理的配慮」の具体例は法律で定められていません。個々のケースに応じて決定されますが、例としては騒音や中断の少ない静かな作業環境の提供、勤務時間中に医師やセラピストへの電話相談を許可すること、カウンセリング受診のための時間確保などがあります。

家族・医療休暇法(FMLA)

家族・医療休暇法は、対象となる雇用者に対し、メンタルヘルス障害などの深刻な医療状態に対して最大12週間の無給休暇取得を認めています(一定の条件あり)。

職業リハビリテーション

全米50州に職業リハビリテーション機関があり、障害を持つ人々、特にメンタルヘルス障害者に対して無料で職業訓練や就業支援を提供しています。

社会保障障害保険(SSDI)

社会保障障害保険は、障害により最低1年間働くことができなくなった人に対し、毎月の給付金を支給します。対象となるには、過去に一定期間社会保障へ保険料を納めていることが条件です。

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