行動修正のテクニック
行動修正は、古典的条件付けやオペラント条件付けなどの学習理論に基づく、非常に広く用いられる治療法です。臨床医だけでなく、教師や保護者にも活用しやすく、多様な場面で効果を発揮します。
体系的脱感作(Systematic Desensitization)
恐怖症の治療に用いられる手法で、リラクゼーション技法と段階的な曝露を組み合わせます。徐々に恐怖対象に接触させることで、過度の不安を軽減します。
モデリング(Modeling)
観察学習に基づく手法です。治療者や他者が望ましい行動を示すことで、患者はそれを観察し、同様に行動を再現できるようになります。特に恐怖症や社会的スキルの習得に有効です。
嫌悪療法(Aversion Therapy)
望ましくない行動の直後に不快な刺激(電気ショックや嘔吐を誘発する薬剤)を与えることで、行動と不快感を結びつけ、将来的な発生頻度を減少させます。
罰(Punishment)
行動の後に望ましくない結果(罰)を提示する、あるいは望ましいものを取り除くことで、行動の再発可能性を低下させる手法です。
強化(Reinforcement)
望ましい行動の後に報酬や肯定的な刺激を与えることで、その行動が再び起こる確率を高めます。正の強化と負の強化があります。
