認知症の主な兆候とは
認知症は、脳細胞の損傷により思考・記憶・判断力などの精神機能が低下する状態です。頭部外傷や脳卒中が原因になることもありますが、最も一般的なのはアルツハイマー病です。その他にも約50種類の稀な原因が知られています。症状は徐々に現れ、特に高齢者では見過ごされがちです。
最近の記憶喪失
誰でも時々物忘れはしますが、認知症の人は同じことを何度も忘れ、思い出すことができません。たとえば、部屋に入った理由をすぐに忘れたり、同じ質問を繰り返したりします。
慣れた作業の実行困難
日常の簡単な作業でも手が止まることがあります。食事の準備はできても、提供を忘れたり、診療予約は覚えていても行き方を忘れることがあります。
言語障害
言葉を選ぶのが難しくなり、単語を思い出せなかったり、全く違う言葉に置き換えてしまうことがあります。その結果、会話が理解しにくくなります。
気分の変動
感情が急激に変わりやすく、理由もなく笑ったり泣いたりします。混乱・興奮・引きこもりといった状態が短時間で切り替わることがあります。
性格の変化
年齢とともに性格が変わることはありますが、認知症では比較的短期間に大きく変わります。普段は静かな人が急におしゃべりになったり、逆に落ち着かなくなる場合は注意が必要です。
