ストックホルム症候群の見分け方

ストックホルム症候群は、長期間にわたり捕らえられた被害者が加害者に対して抱く奇妙な心理反応です。子どもの誘拐や捕虜など、さまざまな状況で報告されていますが、明確な診断基準はありません。以下に、共通して見られる症状や行動を示します。

ストックホルム症候群を見極めるためのチェックリスト

  1. 加害者との依存関係があるか

    被害者が加害者を「友人」や「保護者」のように感じ、共依存的な関係を築くことがあります。

  2. 加害者の期待に反する行動への不安

    トイレに行く前に許可を求めるなど、加害者の許可が欲しくなる行動が見られます。罰への恐れではなく、失望させることへの不安です。

  3. 加害者不在時の不安感

    友人や家族と会話していると、加害者が近くにいないことに不安や居心地の悪さを示すことがあります。

  4. 加害者の世話をする行動

    食事やコーヒーを用意するなど、加害者の世話をすることに執着する傾向があります。親子関係に似た役割転換が見られます。

  5. 救出に対する抵抗

    警察や救助者に対して「ここに残りたい」や「自分から離れたくない」と主張し、救出を拒むことがあります。

  6. 加害者への同一化・弁護

    警察や周囲に対して加害者を擁護し、なぜ加害者が行動したのか理解していると説明することがあります。

  7. 加害者への感謝

    小さな親切さえも大きな恩恵と捉え、「生きているだけで十分」だと感じることがあります。

  8. 再び加害者の元へ戻ろうとする意向

    救出後でも、機会があれば加害者の元へ戻ろうとする意思が見られます。

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