一般人口における人格障害の推定有病率は?
概要
人格障害の有病率は診断基準や対象集団によって差がありますが、一般的には全人口の約10〜15%と考えられています。
研究例
以下は代表的な研究結果です。
・米国でDSM‑IV基準を用いた調査では、生涯有病率は9.1%と推定されました。
・英国でICD‑10基準を用いた調査では、生涯有病率は13.5%と報告されています。
・複数国のデータを統合したメタ分析では、全人格障害の生涯有病率は11.4%と算出され、最も頻度が高いのは境界性人格障害(4.5%)、回避性人格障害(2.9%)、強迫性人格障害(2.4%)でした。
これらの数値は文化的背景、診断手法、調査対象の特徴などにより変動することがあります。人格障害は複雑で多面的な疾患であり、環境や状況によって有病率が異なる点に留意が必要です。
