外見への過度な自己意識を引き起こす精神障害とは?
身体変形障害(BDD)とは
身体変形障害(Body Dysmorphic Disorder、略称BDD)は、外見に対して過剰な不安やこだわりを抱く精神疾患です。本人は自分の体や容姿に実際とは異なる欠点や欠損を強く感じ、常にそれが他人にどのように映るかを気にします。
主な症状
・鏡を見るたびに「欠点」を探す
・何時間も鏡の前で姿を整える、または隠すための行動を繰り返す
・外出や社交的な場面を避ける
・外見に関する執拗な思考が日常生活や仕事に支障を来す
生活への影響
BDDは生活の質を大きく低下させます。過度な不安からうつ病や不安障害を併発し、最悪の場合は自殺念慮に至ることもあります。患者は時間とエネルギーを外見への執着に費やすため、学業や仕事、人間関係に支障が出やすくなります。
対処と治療
認知行動療法(CBT)や適切な薬物療法が有効とされています。早期に専門医の診断を受け、治療に取り組むことで症状の軽減と生活の回復が期待できます。
