誤った信念とメンタルヘルスを理解する―会話からの視点

虚構症(コンファベーション)とは

自分の嘘を真実だと信じ込む現象は、医学的には虚構症(confabulation)と呼ばれます。これは記憶や意思決定に関わる前頭葉が損傷した際に現れることが多い症状です。

特徴と認識の違い

虚構症のある人は、実際には起きていない出来事や想像上の出来事を、まるで事実であるかのように語ります。本人はそれが事実だと真剣に信じており、嘘をついているという認識はありません。

嘘との違い

嘘(lie)は、相手を欺くことを意図した意識的な行為です。一方、虚構症は医学的・認知的障害の症状であり、意図的な欺瞞とは根本的に異なります。したがって、虚構症は「嘘をつく」こととは別に、治療や支援が必要な状態と位置付けられます。


このように、虚構症は前頭葉の機能障害と深く関わっており、メンタルヘルスや認知リハビリテーションの文脈で正しく理解されることが重要です。

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