めまいと視界がぼやける原因

医学的な原因

  • 糖尿病は血糖コントロールが不安定なときにめまいや視界のぼやけを引き起こします。低血糖でも同様です。高血圧や血圧の急変は脳への血流を乱れ、視界が霞むことがあります。貧血、高コレステロール、動脈硬化もめまい・視覚障害の原因です。食物や空気中のアレルゲンによるアレルギー反応も同様です。緑内障、黄斑変性、眼感染症、糖尿病性網膜症などの眼疾患もめまいを伴うことがあります。過度の疲労や悪天候への曝露、近視・遠視も原因となります。

神経系の疾患

  • 脳卒中は急なめまいと視界のぼやけを引き起こす緊急疾患です。多発性硬化症、晩期梅毒、脳出血などの重篤な神経疾患でも同様の症状が現れます。てんかん患者は抗てんかん薬の副作用で視界がぼやけ、めまいを感じることがあります。パニック障害などの不安障害でもめまいと視界のぼやけが起こります。片頭痛や視神経腫瘍、脳腫瘍も原因となります。

前庭系の疾患

  • 内耳の前庭器官の異常はめまいだけでなく、視覚や聴覚の障害を伴います。急性前庭神経炎は前庭神経の炎症で突然のめまいと視界のぼやけを起こします。メニエール病は内耳の液体が過剰にたまり、めまい、視界のぼやけ、聴力低下を引き起こします。良性発作性頭位めまいは朝方の頭の動きで視界がぼやけ、めまいが生じます。聴神経腫(非癌性)は前庭神経にでき、同様の症状を呈します。上気道感染やインフルエンザ、鼻副鼻腔炎などの感染症も前庭迷路を炎症させ、めまいと視界のぼやけを引き起こします。

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