CBTで用いられる質問の種類
認知行動療法(CBT)は、思考が感情や行動に影響すると考える心理療法です。多くの臨床家が、非合理的な思考を見つけ出し、感情や行動を改善するために、さまざまな質問やテクニックを用います。
思考に関する質問
「今、何を考えていますか?」や「そのとき、どんな考えが頭に浮かびましたか?」といった質問は、クライアントの思考パターンを探る基本的な手法です。非合理的な思考が明らかになると、セラピストと共により合理的な考え方へと導くことができます。
感情に関する質問
「それはどんな気持ちでしたか?」は、感情を言語化しやすくするための質問です。思考が曖昧なときでも、具体的な感情を探ることで、クライアントは自分でも気付かなかった感情や、相反する感情に気付くことができます。
スケール・程度に関する質問
セラピストは「今日はうつの程度を1〜10で評価すると何点ですか?」や「今朝の不安は軽度・中等度・重度のどれですか?」といった評価質問を用いて、症状の変化を数値化し、治療の効果やトリガーを把握します。
変化を促す質問
「この状況を変えるために何ができるでしょうか?」や「思考を変えることで気分を改善できるとしたら、どんな考え方が考えられますか?」といった質問は、クライアントが実際に行動や認知を変えるきっかけを作ります。変えられる要素が見つからない場合でも、視点を変えることで気分が向上することがあります。
