リチウム処方薬の使用方法と重要情報
リチウムは主に躁状態(異常に高揚した気分)を予防・抑制するために用いられる、気分安定薬の処方薬です。躁状態は双極性障害の一部であり、患者は極端に高い気分と低い気分を交互に経験します。リチウムの服用は血中濃度が毒性レベルに達しないよう、定期的な血液検査と医師の監視が必要です。
その他の用途
リチウムは主に抗躁薬として知られていますが、他にも以下のような疾患に使用されます。
- 血液疾患の治療
- 統合失調症(幻覚・妄想・無関心など)への補助療法
- 小児の精神疾患や成人の衝動制御障害への支援
用量
リチウムは錠剤、液体、カプセル、徐放性錠剤などさまざまな形態で提供され、複数の用量強度があります。多くの患者は1日2〜4回、同じ時間帯に服用します。効果が十分に現れるまでに1〜3週間かかることがあり、自己判断で急に服用を中止してはいけません。
重大な副作用
リチウムは血中濃度が上昇すると深刻な副作用を引き起こす可能性があり、定期的な血液検査が必須です。以下の症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診してください。
- 制御できない震え、筋肉の脱力・硬直
- 嘔吐、下痢、協調運動障害、失神、痙攣
- 発語障害、かゆみ、発疹、顔・舌・眼の腫れ
- 胸部圧迫感、幻覚
一般的な副作用
比較的軽度で緊急治療を要しないことが多い副作用には次のようなものがあります。
- 落ち着かない感じ、胃腸ガス、腹痛、膨満感、消化不良
- 体重増減、にきび、脱毛、便秘
- 口渇、過剰な唾液、関節・筋肉痛、抑うつ感
費用
多くの健康保険プランはリチウム治療費の大部分または全額をカバーしますが、患者負担額は保険内容によります。保険未加入で低所得者向けの患者支援プログラムもあります。2009年8月時点で、150 mg錠剤90錠の自己負担価格は約19ドル、拡張放出型のブランド名Lithobid(300 mg錠剤90錠)は約195ドルです。
