安静時に心拍数が50回/分と一定の場合、失神歴がある人は注意が必要ですか?
はじめに
安静時の心拍数が52回/分と一定で、失神の既往がある場合は注意が必要です。成人の安静時心拍数は通常60〜100回/分とされており、50回/分以下は徐脈(bradycardia)と診断されます。
徐脈の原因
徐脈は以下のような基礎疾患が原因となることがあります。
- 心臓疾患(洞不全症候群など)
- 甲状腺機能低下症
- 糖尿病などの代謝性疾患
- β遮断薬などの薬剤
症状とリスク
徐脈が続くと、疲労感、めまい、失神といった症状が現れやすく、失神歴がある人は特に注意が必要です。
受診の目安と検査
失神歴があり、心拍数が低いと感じたら、まず医師に相談しましょう。主な検査例は以下の通りです。
- 心電図(ECG)で心拍リズムと速度を測定
- 血液検査で甲状腺機能や電解質を評価
治療法
治療は原因に応じて異なります。
- 薬剤が原因の場合は、薬の変更や減量を検討
- 基礎疾患が原因の場合は、その疾患に対する治療
- 重症例や症状が改善しない場合は、ペースメーカー装着が選択肢となります。
まとめ
安静時心拍数が50回/分以下で失神歴がある場合は、徐脈の可能性が高く、早期に医師の診断を受けることが重要です。
