ティーンエイジャーに現れるストレスのサインと症状
American Institute of Stressによると、ストレスは心拍数を上げ血圧を上昇させます。また、エネルギー供給のために血糖値も上がります。長期間続くと、身体だけでなく精神にも負担が蓄積されます。ティーンエイジャーがストレスを感じる主な原因は、学校での孤立、身体的変化、仲間からのプレッシャー、転校、家族や友人の死、親の離婚、スポーツや学業での高い期待など多岐にわたります。
うつ病
Stress, Anxiety and Depression Resource Centerの調査によると、子どもやティーンエイジャーの約5%がうつ病を経験しています。うつはセロトニン低下、遺伝的要因、脳内化学物質の不均衡と関連しています。急激なストレスや長期的な高ストレスは、思春期のうつを引き起こすことがあります。放置すると成人期の重度うつへと進行する恐れがあります。うつ状態のティーンは長時間の悲しみを抱え、絶望感を語り、悲しい詩や絵を描くことがあります。まずは変化に気づき、本人と話し、専門家の支援を求めましょう。大人がストレス対処法の模範を示すことが、若者の健全なストレス管理につながります。
孤立
ストレスに対処できないティーンは、孤立行動を取ることがあります。いじめや家庭・地域での問題が原因になることも。成績へのプレッシャーや家計の問題、性的・精神的虐待、過密なスケジュールなど、ストレス要因が多いと、話すこと自体が恥ずかしく感じ、自己閉鎖的になることがあります。
食欲の変化
ストレスが高まると体重が急激に増減することがあります。Young Women's Healthによると、若年層の女性は摂食障害に悩むケースが多数報告されています。神経性食欲不振症や過食症の症状には低血圧、徐脈、不安感、自己評価の低下、低体温、脱水などがあります。OCDと同様に、体重変化で「自分の人生をコントロールできている」感覚を得ようとすることも。食欲や体重の異常に気付いたら、早めに専門家へ相談してください。
神経質な癖
爪を噛む、髪を引っ張る、口笛を鳴らす、足踏み、唇をかむなどは、ストレス下で見られる神経質な行動です。本人は無意識で行っていることが多く、友人や親族の死、夏季のバイト評価の低さ、運転免許試験の不合格、新しい学校への転校などがきっかけになることがあります。習慣は自然に消えることもあれば、続くこともあります。どのような状況で癖が現れるか観察し、本人と率直に話し、必要なら専門家の助けを求めましょう。
睡眠障害
ストレスは心理的・身体的に影響し、放置すると睡眠パターンが乱れ、慢性的な不眠につながります。朝方の極度の疲労感、集中力低下、イライラ、成績低下、転倒や事故のリスク増大、昼寝欲求の増加などがサインです。睡眠は浅い段階から深い段階まで4つのステージがあり、免疫機能の維持や日中の課題解決、身体全体の回復に不可欠です。十分な睡眠が取れないと、脳と体はバランスを失います。
