唾を吐くことの危険性とは?
感染症の拡散
唾液はさまざまな病原体を含んでいます。DNAが含まれるため、自己免疫疾患や細菌が唾液を介して簡単に伝染します。開いた傷口や口、目などから体内に入り血流に達すれば、致命的になることがあります。髄膜炎ウイルスや風邪・インフルエンザなども唾液で容易に移ります。
社会的非難
公共の場で唾を吐くと、周囲からの評価が下がり、対人関係に支障をきたすことがあります。多くの場所では多少は容認されるものの、常習的に行うとマナー違反とみなされ、嫌悪感を抱かれます。
噛みタバコと唾の危険性
噛みタバコ使用者が唾を吐くと、本人だけでなく周囲にも健康リスクが生じます。調査によれば、噛みタバコ利用者の70%が口内炎や唇・歯茎の出血、歯茎の後退、心拍数上昇・高血圧・不整脈などを経験し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。さらに、唾液に含まれる発がん物質が口腔がん(唇、舌、口底、頬、歯茎)や胃・食道・膀胱のがんを引き起こす可能性があります。
違法行為としての側面
他人の顔に唾をかける行為は屈辱的であり、法的リスクも伴います。多くの場合は軽微な条例違反として罰金程度ですが、故意に相手を侮辱した場合は人身傷害や暴行として訴えられる可能性があります。特に、致死性の感染症を持ち意図的に唾をかけた場合、唾液は致死性の凶器とみなされ、重罪に問われることがあります。
