医療従事者向け CPR トレーニング

医療従事者向けの CPR トレーニングは、米国心臓協会(AHA)や米国赤十字社が提供する「Basic Life Support(BLS) for Healthcare Providers」と呼ばれます。BLS の目的は、医療従事者が生命を脅かす緊急事態を迅速に評価し、適切に対処できるスキルと知識を身につけることです。

クラスの探し方

米国心臓協会や米国赤十字社のウェブサイトで、近隣の BLS クラスを検索できます。病院や医療機関に勤務している場合は、教育部門に問い合わせて提供されている BLS 講習のスケジュールを確認しましょう。

BLS の習得項目

主な学習内容は以下の通りです。

  • AED(自動体外式除細動器)の使用方法
  • 成人・小児・乳児に対する CPR 手技
  • バッグマスク換気の実施
  • 救助呼吸および窒息時の救命技術

CPR の手法は定期的に改訂されるため、医療従事者は定期的に再教育を受ける必要があります。米国赤十字社の認定は 1 年で失効し、AHA の認定は 2 年有効です。

試験の受験

BLS 認定を取得するには、筆記によるスキル評価と、成人・小児モデルを用いた CPR シミュレーション試験に合格する必要があります。

CPR 用具の準備

CPR は院内だけでなく、外部でも必要になることがあります。感染症対策として、米国赤十字社や医療用品店で販売されているマスク、手袋、マウスカバーなどを携帯すると安心です。これらは小さなバッグや車のグローブボックス、鍵リングに取り付けられるサイズです。

医療過誤保険

病院内で CPR を実施した場合は、勤務先の医療過誤保険が適用されることが多いですが、院外での対応や勤務先の保険上限を超えるケースに備えて、個別に医療過誤保険や補足保険に加入しておくことが推奨されます。

BLS クラスの費用

2020 年時点での受講料は、初回講習や更新講習ともに約 18〜70 米ドルです。講義部分はオンラインで受講でき、実技は指定されたトレーニング施設で行います。

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