津波対策に活用される科学的発明

津波ジェネレーター

ロンドン大学UCLの地震・人間相互作用センターとHR Wallingfordのエンジニアが、風力で波を生成する装置を開発しました。従来のピストン式シミュレータよりも実際の津波に近い波形を再現でき、緊急対応訓練や津波耐性建築の設計に活用されています。2004年インド洋津波の波動も再現できました。


電磁場検知

米国海洋大気庁(NOAA)は、巨大津波が発生する際に微弱な電磁場が生じることに着目し、既存の海底通信ケーブルを利用した検知システムの研究を進めています。これにより、深海圧力センサーと組み合わせて、津波の早期警戒が可能になると期待されています。2010年1月に2004年津波の電磁場をノイズから検出するシミュレーションに成功しました。


パーソナルコンピュータ活用

IBMのマスター発明家ボブ・フリードランダーとジム・クレーマーは、ハードディスク内蔵のMEMS加速度計を利用し、世界中の地震情報を即座に取得する技術を特許取得しました。PCは広く普及しているため、振動センサーから得られるデータで震源位置、規模、被害範囲などを高精度に把握できます。


早期警戒用DARTシステム

2003年から運用されているNOAAのDeep Ocean Assessment and Reporting(DART)システムは、深海に設置された圧力計で水位変化を測定し、ブイと衛星を通じてリアルタイムで情報を送信します。地震だけでなく、実際に津波が発生したかどうかを判定できるため、誤報を減らす効果があります。

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