点眼薬を誤って摂取した場合の危険性は?
市販の点眼薬は、赤み、かゆみ、涙、乾燥、分泌物、腫れなどの目の刺激を一時的に和らげます。これらの症状は、異物が目に入ったりアレルギーが原因で起こります。
市販の点眼薬に多く含まれる成分のひとつがテトラヒドロゾリン(イミダゾリン系)です。米国国立衛生研究所(NIH)によれば、テトラヒドロゾリンは摂取すると中毒を起こし、直ちに救急医療が必要です。
摂取による主な症状
呼吸困難
- 息がしにくくなり、息切れや息苦しさを感じることがあります。
目と皮膚の刺激
- 視界がぼやける、光輪が見える、飛蚊症や視覚のぼやけが起こることがあります。
- 皮膚に発疹やかゆみが現れ、重症例では皮膚が青紫色になるシアノーゼが見られることもあります。
心臓系の合併症
- 血圧が急上昇(例:140/90 mmHg 以上)または低下(90 mmHg 以下)することがあります。
- 不整脈(心拍が速すぎる・遅すぎる、間欠的)や胸痛、めまい、発汗、蒼白などの症状が現れることがあります。
胃腸障害
- 嘔吐や吐き気が起こります。
神経系障害
- 頭痛、神経過敏、イライラ、震え、痙攣、さらには昏睡状態に至ることがあります。
- 体温が低下することも報告されています。
これらの症状が疑われた場合は、すぐに医療機関へ連絡し、救急処置を受けてください。
