災害時の感染症対策と予防策
清潔な水の確保
災害後、清潔な水は最優先です。破損した水道管や未処理の洪水水、機能不全の下水処理が水を汚染し、感染症の原因になります。
備えておくべきは、すぐに排水口を止めて浴槽に水を貯めることです。浴槽は数十リットルの水を保持でき、数日分の飲料や衛生用に活用できます。
耐久性のある食品用水タンクをガレージや地下室に常備すると便利です。緊急時は1人1日あたり約1ガロン(約3.8リットル)の清潔な水が必要です。最低でも3日分は確保しておきましょう。
備蓄水が足りなくなった場合は、ヨウ素での水処理が有効です。ヨウ素は細菌を除去しますが化学汚染は除去できません。水1クォート(約0.95リットル)につき10滴のヨウ素を加え、30分待てば飲用可能です。味は劣りますが安全です。
基本的な救急処置
適切な救急用品は感染症拡大の防止にも役立ちます。創傷処置や患者の介助時に手袋とマスクを着用すれば、感染リスクを大幅に減らせます。
基本キットには、使い捨てラテックスや非透過性手袋、外科用マスク、局所抗菌軟膏、滅菌包帯を十分に用意しましょう。
衛生管理の徹底
日常でも衛生は感染防止の鍵です。災害時に地域で感染症が流行している場合は、手洗い用の水を別に確保し、食事前やトイレ後の手洗いを徹底させましょう。
また、顔への接触をできるだけ避けることも重要です。多くの細菌やウイルスは手を介して鼻・口・目から体内に侵入します。
備えておくと良いサプリメント
災害時は食事が不規則になり、ストレスも増大します。これらは免疫力を低下させ、感染症にかかりやすくなります。
エキナセア、コロイド銀、オリーブ葉エキス、ビタミンC、グレープフルーツシードエキス、アストラガルスなどは免疫サポートに有効です。すべてを揃える必要はありませんが、1〜2種を備蓄しておくと、災害後の健康維持に役立ちます。
