はじめに
自動車、スクールバス、産業機械や工場が排出する窒素酸化物は、揮発性有機化合物と結合してスモッグやオゾンを生成します。これらはアレルギー、喘息、気管支炎などの呼吸器疾患の原因となります。国内で呼吸しやすい場所は、スモッグ濃度が極めて低く、汚染防止や清浄空気の維持に力を入れています。
1. ビスマーク(ノースダコタ州)
米国肺協会のデータによると、ビスマークは「清浄な空気」ランキング上位に位置しています。オゾンがほぼ検出されず、年間粒子状物質の汚染でも上位10位に入ります。市はビスマーク・タバコフリー・コアリションを中心に禁煙・タバコ予防プログラムを実施し、清浄な空気を地域の優先課題としています。
2. ブラウンズビル(テキサス州)
テキサス州公園野生生物誌は「季節を問わず鳥や蝶が豊富に観察できる」と評価しています。清浄空気の評価が高いことから、緑豊かな環境と豊かな野生生物が保たれています。市内には多数のバードウォッチングセンターがあり、短期的なすすけ排出量も低く抑えられています。
3. コー・ダレーン(アイダホ州)
経済成長が進む中でも、コー・ダレーンは2010年に「呼吸しやすい都市」のひとつに選ばれました。市名の由来となった湖を中心に観光が盛んで、観光局は「湖畔の遊び場」としてPRしています。氷河期に形成された複数の湖が周囲を取り囲み、自然環境が保全されています。
4. デュルース(ミネソタ州)
世界最大の淡水湖・スペリオル湖の岸辺に位置するデュルースは、129の市営公園やバラ園、彫刻庭園が整備されたアウトドアパラダイスです。2010年に呼吸しやすい都市として評価され、粒子状物質の年間平均濃度でも13位にランクインしました。岩がちな断崖に囲まれ、四季を通じて様々な野外イベントが開催されます。
