大気汚染防止装置の概要と主要技術
1971年にクリーンエア法が制定された後、米国の企業は工場やプラントでの大気汚染削減の必要性に目覚めました。新技術により、空気中の固体粒子や化学ガスのサイズ、重量、量、移動速度、密度、溶解度を低減する装置が開発されました。これらの装置は、酸素から汚染物質を分離し、空気を浄化して品質を向上させることを目的としています。
静電式集塵機
静電式集塵機は、電気的に帯電した金属ストリップで構成されたセルを用いて、室内やオフィスの空気を浄化します。空気が装置に入ると、粒子は電界で帯電し、交互に帯電したアルミニウムの集塵板に引き寄せられます。正に帯電した汚染物質は負に帯電した板に付着し、煙、油脂、ミストなどを除去します。二段式の場合、さらに高い除去効率が得られます。
サイクロン式ダストコレクタ
サイクロン式ダストコレクタは、慣性分離装置の代表例で、重力と慣性を利用して粒子を空気流から分離します。円錐形の筒内部で渦流が発生し、重い粉塵は底部のホッパーに落下します。製造工場や加工工場、木工場などで広く使用され、サイズは家庭用から産業用まで多様です。
触媒酸化装置
揮発性有機化合物(VOC)を大量に排出する製造現場で使用される触媒酸化装置は、VOCを含む空気をファンで吸い込み、熱交換器で予熱した後、バーナーで高温に加熱します。高温によりVOCは二酸化炭素と水蒸気に分解され、浄化された空気は熱交換器の外側へ放出されます。ただし、固体粒子が混在すると装置内部に付着し、効率が低下します。
