リサイクルされたペットボトルの危険性とは?

米国では年間約290億本ものペットボトルが消費されており、世界で最も多く購入されています(NationalGeographic.com)。この大量消費は環境負荷だけでなく、健康リスクも孕んでいます。

健康への影響

医療情報サイトMedicineNet.comによると、プラスチックボトルの製造に使用される合成化学物質「ビスフェノールA(BPA)」は、消費者に深刻な健康リスクをもたらす可能性があります。米国保健福祉省は動物・ヒト双方でBPAの影響を調査中で、遺伝子損傷や乳がん・子宮がんのリスクが指摘されています。FDAはBPAを含む乳幼児用製品の製造停止を推奨しており、購入時は「BPAフリー」表示のボトルを選びましょう。

環境への影響

1本のペットボトルを製造するだけで、約0.25リットル分の原油が必要です。年間で使用されるボトルは何十億本にも上り、総原油消費は1700万バレルに達します。さらに、輸送に使用されるディーゼルエンジンは大気汚染の主要因で、呼吸器系への悪影響が懸念されます。燃焼や焼却時に放出される有害な発がん性物質も、環境と健康を脅かします。

代替策とリサイクルの重要性

毎年多くのボトルがリサイクルされるものの、依然として膨大な量が埋立地へと流れ込みます。プラスチックボトルを使用する場合は、必ずリサイクルに回し、カーペットやフリースなど新たな製品に生まれ変わらせましょう。1本のリサイクルで約60Wの電球を6時間点灯させるエネルギーが節約でき、再生プラスチック製品の製造にはエネルギーが2/3削減されます。BPAフリーの再利用可能なステンレスやアルミ製ボトル、または保温性のある金属製ボトルの使用をおすすめします。これにより費用削減と化学物質リスクの回避、環境保護が同時に実現します。

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