紙はリサイクルされるとどうなるのか?
回収
紙がリサイクルされる前に、まず回収されて大量処理が可能なリサイクル施設へ運ばれます。多くの施設は1日で数百トンの紙を処理でき、ゴミ収集業者が回収した紙を施設に届けます。施設は紙だけでなく、ガラスやアルミなど他の資源も同時にリサイクルすることがあります。
選別
施設に到着した紙は種類別に分けられます。雑誌紙やカード紙は特殊な処理が必要です。雑誌紙の光沢は通常の新聞紙や印刷紙のリサイクルに影響し、カード紙は厚みがあるため分解に時間がかかります。適切に選別された後、次の工程へ進みます。
パルプ化
選別された紙は細かく切断され、水と混ぜてパルプにします。これにより紙の形状が崩れ、さまざまな紙製品に再利用できる状態になります。多くの紙は水に入れるとすぐに分解し、必要に応じて漂白剤や染料が加えられ色を調整します。
水切り・スクリーニング
パルプはスクリーン(網)に広げられ、余分な水分が除去されます。この工程で形が整い、必要に応じて化学薬品で漂白や脱インク処理が行われます。リサイクル紙は元の色が茶色や灰色になることが多く、漂白や染色で白く仕上げます。
製品への転用
最終的に得られたパルプは新しい紙やオフィス用品、住宅用断熱材、紙コップなど多様な製品に加工されます。紙のリサイクルは個人が手軽にできる環境保護活動の一つで、全工程は最短で1週間程度で完了します。多くの企業がリサイクル紙を使用し、環境負荷の低減に努めています。
