自宅のカビで体調を崩したら、どう対処すべきか
カビやカビ胞子への曝露は、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。喘息様の呼吸困難、くしゃみ、鼻水、咳、鼻づまり、目や鼻のかゆみ、さらには副鼻腔炎などの呼吸器感染症を引き起こすことがあります。住宅内のカビを防ぐことは、呼吸器の健康維持に欠かせません。万が一、住宅内のカビが原因で体調を崩した際に備えて、具体的な対処手順を用意しておきましょう。
医師に相談する
自宅でカビを確認し、症状が出ている場合はすぐに医師へ連絡しましょう。カビが見つからなくても、2週間以上続くアレルギー症状がある場合は受診をおすすめします。医師は検査を行い、必要に応じて抗アレルギー薬を処方したり、専門医への紹介を行います。
カビの原因を特定する
カビは湿気の多い場所で繁殖します。まずカビが発生している箇所を見つけ、原因となる水漏れや過度な湿度をチェックします。除去作業に入る前に、湿気の元を徹底的に取り除くことが重要です。
除湿機やエアコンを使用して室内の湿度を下げましょう。特に地下室や屋根裏など湿気がこもりやすい場所は要注意です。配管のバルブが緩んでいないか確認し、壁紙や石膏ボードの裏にカビが潜んでいる場合は、隠れた水分源を探ります。
カビの除去(リメディエーション)
カビは安全に除去する必要があります。作業エリアが10平方フィート(約1㎡)未満の場合は、手袋、保護メガネ、N‑95マスクなどの防護具を着用し、可能であればビニールシートで囲んで作業します。温水と中性洗剤でカビをこすり落とし、汚染された素材は密閉できるビニール袋に入れて処分します。作業後は十分に換気してください。
10平方フィート以上の大規模なカビ除去は、米国環境保護庁(EPA)や地方自治体に相談し、指示に従って実施してください。EPAの「カビ除去ガイド」では、必要な防護服や手順が詳しく紹介されています。
対策と注意点
自分で除去作業を行う前に、環境保護や清掃の専門家に相談しましょう。エアダクトの清掃が必要になるケースもあります。
作業はできるだけ家族がいない時間帯に行い、部屋を空けておくことが安全です。
