有害廃棄物処理ガイドライン
有害廃棄物は人や動物、植物、環境に対し即時または長期的なリスクをもたらすため、一般ゴミと混合して捨てることは安全ではありません。適切な処分方法を知ることが、自己と家族、そして環境を守る第一歩です。
家庭用有害廃棄物
- 有害とみなされる家庭用廃棄物は、毒性、可燃性、腐食性、反応性のラベルが付いているものです。代表的な例として、ガソリン、ブレーキ液・ウインドシールドワイパー液、各種洗浄剤、クレオソート系製品、塗料・シンナー、農薬・除草剤などがあります。
事業所の有害廃棄物
- 医療・看護・歯科・獣医・製薬関連の事業から出る廃棄物が対象です。主なものは、注射針、人体組織・体液・血液、検体・培養物、死体、実験機器、化学薬品、放射性廃棄物などです。
識別と梱包
- 家庭用有害廃棄物は、元の容器に入れたまま保管し、別の製品と混合しないでください。やむを得ず容器を移す場合は、内容物が分かるように明確にラベルを貼ります。
- 事業所の有害廃棄物は、色分けされたプラスチック袋や容器で梱包します。生物学的危険廃棄物は黄色、放射性廃棄物は赤色、細胞毒性廃棄物(シトトキシック廃棄物)は紫色の袋や容器に、国際的なシンボルを付けて区別します。
保管
- 可燃性の製品は直射日光や熱源、火花、炎から遠ざけ、容器は立てて段ボール箱に入れ、漏れがある場合は密閉できる大きめのプラスチック容器に入れ替えて保管します。
- 事業所で発生した有害廃棄物は安全な場所に保管し、危険度が高いものは他の有害廃棄物と分けて保管します。これらは通常の回収とは別に、特別な回収手配が必要です。
処分
- 家庭用有害廃棄物は、地域の有害廃棄物回収業者に依頼するか、専用の回収拠点に持ち込むのが最も安全です。自治体によっては料金が発生しますが、道路脇に放置しての回収は違法です。
- 事業所の有害廃棄物は、許可を受けた廃棄物処理業者が指定日時に指定場所から回収し、適正に処分します。
