ADAエレベーターのドアに関する要件
米国アクセス委員会(U.S. Access Board)は、障害者のためのアクセシブルデザインを監督し、建築におけるバリアを最小化する連邦機関です。2004 年に、障害者差別撤廃法(ADA)と建築バリア法(ABA)の基準を取り入れたガイドラインを公表しました。これらは新築時に段階的に適用され、既存のエレベーターには適用されません。
幅(Width)
- 中心開きのエレベーターは、入口が幅42インチ(約107cm)確保されなければなりません。ドアがオフセンターの場合は、幅を36インチ(約91cm)に短縮できます。
自動開閉(Automation)
- ドアは水平に設置され、スライド式で自動的に開閉します。垂直に開くことや、5ポンド(約2.3kg)以上の力が必要な手動ゲートは認められません。
- 障害物が検知された場合、ドアは即座に再開します。センサーは床上5インチ(約13cm)と29インチ(約74cm)の高さに設置され、再開後は最低20秒間開いたままにします。
開閉時間(Timing)
- エレベーターが到着した際、利用者が乗り込むまで十分な時間が確保されます。最遠の呼び出しボタンからエレベーター入口までの距離が1.5フィート(約0.46m)につき、ドアは最低5秒間開いたままです。たとえば、最遠のボタンが20フィート(約6.1m)離れている場合、ドアは (20 ÷ 1.5) × 5 = 67秒 開きます。ただし、ドアが3秒未満で閉まることはありません。
ドア枠の表示(Door Jam Markings)
- エレベーターが停止する階数は、左右のドア枠に視認でき、点字と併せて表示されます。メインエントランス階は、階数の横に点字付きの星印が付加されます。エレベーターが複数台ある場合は、車両を示す文字(例:A、B)と点字が必要です。文字の高さは最低2インチ(約5cm)です。
私的住宅(Private Residence)
- 私的住宅内のエレベーターは、水平スライド式の代わりに外開きドアを使用しても構いません。
