アルブミン測定の目的と意義
アルブミンとは
アルブミンは肝臓で合成されるタンパク質で、血漿中で最も多く存在します。血管と組織間の体液バランスを保ち、ホルモンやビタミン、その他の物質を全身へ運搬する役割があります。
測定が必要な主な疾患
アルブミン濃度は以下のような疾患の診断・経過観察に利用されます。
- 肝疾患
- 腎疾患
- 心不全
- 糖尿病
- 栄養不良
- 炎症性疾患
- がん
低アルブミン血症(低アルブミン)の原因
アルブミンが低下する主な要因は次の通りです。
- 肝障害
- 腎障害(尿中へのアルブミン漏出)
- タンパク質喪失性腸症(消化管からのタンパク質喪失)
- 栄養不良
- 炎症性疾患
- がん
高アルブミン血症(高アルブミン)の原因
高アルブミン血症は比較的まれですが、以下の要因で起こります。
- 脱水症状
- 腎疾患(濃縮による上昇)
- 多発性骨髄腫などの血液疾患
検査と次のステップ
アルブミン濃度は通常、一般的な血液検査の一部として測定されます。数値に異常が認められた場合は、原因を特定するために追加の検査が行われます。
