応急処置で止血帯を自作し適用する手順
必要なもの
- バンダナまたはネクタイ(布)
- 折れにくい棒(棒がなければトレッキングポール)
- ガーゼ
- ラテックス手袋
- 救急キット
- 筆記用具(ペン、ノート)
- 安全ゴーグル・外科用マスク(必要に応じて)
手順
- ラテックス手袋を装着し、感染リスクを低減する。
- 止血帯が必要かどうかを判断する(「重度の出血に対する応急処置」参照)。
- 材料を準備する:バンダナ(またはネクタイ)と折れにくい棒。棒がない場合はトレッキングポールを使用する。
- バンダナを対角線で半分に折り、長辺ができるようにする。ネクタイを使用する場合はこの工程は不要。
- 三角形の長辺になる側の角をつかみ、3〜4インチ(約7〜10cm)だけもう一方の角へ折りたたむ。
- 同様に折りたたみを繰り返し、三角形の頂点まで折り重ねる。結果として幅3〜4インチ、層が重なった止血帯ができる。
- 止血帯を出血部位と心臓の間、できるだけ傷に近く、膝や肘の上部に位置させ、ガーゼでしっかりと巻く。結び目はオーバーハンドノット(靴ひもを結ぶ最初の結び)にする。
- 結び目の上に棒を乗せ、棒の上でもう一つオーバーハンドノットを結ぶ。
- 棒をねじって止血帯を締め、出血が止まるまで圧力をかける。
- 止血帯の端を四肢に巻き付け、棒をガーゼで固定する。
- ペンで負傷者の額に「TK」と時間を書き込む。
- 出血部位を固定具でスプリントし、動かさないようにして再出血を防止する(スプリントの方法は別記事参照)。
- できるだけ早く医療機関へ搬送する。1時間以上かかる場合は、10分ごとに止血帯を少し緩めて血液が止まっているか確認する。止血が確認できたら傷を清潔にし、包帯で保護する。止血できなければ再度締め直し、10分ごとにチェックを続ける。
