核酸増幅検査(NAAT)の実施手順
必要なもの
- PCRチューブ
- PCRサイクラー(サーマルサイクラー)
- ピペットとフィルターチップ
- 手袋
- 細胞培養(培養皿)
- Trizol もしくは他のRNA抽出試薬
- PCRバッファー
- Taqポリメラーゼ
- RT‑PCRプライマー(1 mg/ml)
- RNaseフリー水
- dNTP混合液
- MgCl₂
- ランダムプライマー(1.8 mg/ml)
- SuperScript II 逆転写酵素
手順
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RNAの抽出と処理
培養皿の各ウェルから細胞を収集し、Trizol(約1 ml)で細胞を破砕します。ピペットで上下に繰り返し混合し、Trizolのマニュアルに従ってクロロホルムで相分離、遠心分離します。上澄みの無色透明なRNA相を回収し、イソプロパノールで沈殿させます。沈殿をエタノールで数回洗浄し、最終的にRNaseフリー水で溶解します。
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逆転写(cDNA合成)
5 µgのRNAを65 ℃で10 µlのRNaseフリー水中で変性させ、すぐに氷上に置きます。各反応は以下の組成で行います:RNA 10 µl、10X PCRバッファー 3 µl、10 mM dNTP 2.5 µl、25 mM MgCl₂ 6 µl、ランダムプライマー(1.8 mg/ml) 1 µl、SuperScript II 0.5 µl、RNaseフリー水で総量を17 µlに調整。室温で10分、続いて42 ℃で1時間インキュベートしcDNAを合成します。95 ℃で短時間加熱し、すぐに氷上で反応を停止させます。
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PCR増幅
0.5 mlチューブに以下を混合します:cDNA 6 µl、10X PCRバッファー 1.5 µl、Taqポリメラーゼ 0.2 µl、フォワードプライマー 0.5 µl、リバースプライマー 0.5 µl、RNaseフリー水で総量を10.3 µlに調整。サーマルサイクラーで30サイクル実施します。
① 95 ℃で30秒(変性)
② 60 ℃で45秒(アニーリング)
③ 72 ℃で1分(伸長)
