ヒドロゾア(ヒドロイド)の生活史と特徴
概要
ヒドロゾア(ヒドロイド)はクラゲ、サンゴ、イソギンチャクに近縁な小型の動物で、約2,000種が知られています。すべての種は、触手と口を持つ茎状のポリプ体を基礎構造として持ちます。
事実
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ポリプ体型のヒドロイドの中には、幼生期にメデューサ様の形態をとり、基質に定着する種があります。単独で生活する種もいますが、多くはコロニーを形成し、根元から伸びた基部から多数のポリプが分岐します。
生活史
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ヒドロイドは3つの段階を経ます。まず、約1mm(0.04インチ)ほどの有毛幼虫(プラヌラ)として放出され、自由漂流します。次に、基質に付着してポリプ体(定着形態)に変化し、コロニーを形成します。最後に、雄または雌のメデューサ(時にクラゲ様)へと分化し、配偶子を産みます。
特徴
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進化の過程で、多くのヒドロイドはメデューサ段階を抑制し、定着したコロニーだけで生活します。コロニーの長さは5mmから50cm(0.2〜20インチ)に及び、枝分かれした個体(ゾイド)は管状の体を持ち、二層の組織とゼラチン状の間質(メゾグレア)で構成されます。各ゾイドは口と触手を備え、全体をつなぐ管(ストロロン)によって栄養が共有され、外側は硬い外被(ペリサーク)で保護されています。
機能
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コロニーはハイドラントと呼ばれる個体数の増加に伴い拡大します。コロニー内に散在する生殖ポリプ(ゴノゾイド)は、種によりメデューサやプラヌラ幼虫を放出します。一部の種はポリプをペリサーク内に収縮させることができ、他の種はこの機構を持ちません。
留意点
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ほとんどのヒドロイドは海水環境に生息しますが、淡水に棲む種も報告されています。コロニー内の各ポリプは役割が分化しており、餌摂取を担当するガストロゾイドや防御を担うポリプ、繁殖を行うゴノゾイドなどが協働して機能します。
