人は動物の肉を食べて寄生虫に感染することがありますか?

寄生虫(蠕虫)は世界中で人間に広く見られ、下痢、嘔吐、吐き気、体重減少、発熱などの症状を引き起こします。多くは汚染された食物や水を介して卵が体内に入り、腸内で孵化して成長します。未調理または生の肉に含まれる幼虫や嚢胞を摂取すると、人体に感染します。

条虫(タップワーム)

条虫は豚肉や豚製品に多く見られます。豚は雑食性で、汚染された水や餌から卵を摂取し、腸内で孵化した幼虫が筋肉に侵入し嚢胞(シスト)となります。人がこれらの嚢胞を含む生または加熱不足の肉を食べると、幼虫が腸壁に付着し成虫の条虫へと成長します。

トリキネラ(旋毛虫)

トリキネラは主に豚、野生イノシシ、馬、セイウチなどの筋肉に嚢胞として存在します。汚染された生肉や加熱不足の肉を摂取すると、嚢胞が消化管で破裂し幼虫が放出され、腸内で成虫へと成長します。トリキネラ症は発熱、下痢、嘔吐、倦怠感、腹痛、吐き気などを引き起こします。

吸虫(フラックス)

吸虫は淡水や海水の川、湖に生息し、卵は水中で孵化して泳ぐ幼虫になります。幼虫は魚、カニ、エビ、巻貝などの水生動物に侵入し、筋肉に嚢胞を作ります。未調理または生の魚介類を食べると、幼虫が血流に入り腸へ移動し成虫になります。

予防と対策

未調理または生の肉・魚介類を食べることで、さまざまな寄生虫に感染するリスクがあります。肉は中心部まで十分に加熱し、内部に生の部分が残らないようにしてください。特に豚肉や野生動物の肉は、70℃以上で最低数分間加熱することが推奨されます。

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