ネーム(ニーム)を使ったラット駆除と繁殖抑制

環境に優しいラット対策

ネーム(Azadirachta indica)はインド原産の成長が早い樹木で、花や種子から抽出したエキスはラットの繁殖を阻害する効果があります。非毒性で環境に安全なため、商業用のラット毒に代わる「グリーン」な代替手段として注目されています。

ネームの避妊効果

2008年9月号の『African Health Science』に掲載された研究では、体重1kgあたり1gのネーム抽出物を投与したラットの卵排出数が大幅に減少したことが報告されています。これは、ネーム花のアルコール抽出物が雌ラットの避妊に有効であることを示しています。

卵子発育への影響

2010年2月号の『Pakistan Journal of Biological Science』の研究では、14日間にわたるネーム抽出物投与により、雌ラットの体重減少、発情周期の変化、排卵数の減少が確認されました。また、2006年4月号の『Fertility and Sterility』では、未成熟雌ラットにネーム抽出物を注射した結果、卵子(卵母細胞)が収縮・漏出し細胞死を起こすことが示されました。

ネーム種子の効果

2005年6月号の『Brazilian Journal of Medical and Biological Research』の調査では、ネーム種子から得られる油が成熟雌ラットの卵胞形成を著しく抑制することが分かり、ラット個体群の繁殖管理に有用であると結論付けられました。

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