身体評価チェックリスト:基本手順とポイント

身体評価は、医師が患者の健康状態を把握するための重要なプロセスです。以下は、看護師が使用する標準的なチェックリストです。

事前準備

  • ドアをノックし、入室の許可を得てから手順を説明します。手指を洗浄し、ベッドのサイドレールを外し、作業しやすい高さに調整します。患者の氏名・年齢・来院目的などの基本情報を取得し、意識レベル(例:現在の所在地や米国大統領を知っているか)を確認します。

既往歴の確認

  • 薬剤アレルギーや過去の副作用を尋ねます。主要な手術歴、慢性疾患、身体的・精神的障害の有無を確認し、現在服用中の処方薬・市販薬・サプリメントについても把握します。得られた情報は診療記録に記載します。

上半身の身体検査

  • ペンライトで瞳孔の大きさと光反射を確認します。粘膜の状態(分泌物の量・色・粘度)を観察し、皮膚の色・異常・温度・湿度を記録します。体温、心拍数、血圧を測定し、指先に軽く圧迫して血色回復時間を測ります。患者に指を握らせて筋力を評価し、深呼吸させながら肺機能を確認します。

下半身の身体検査

  • 腹部を視診し、腸雑音や腸蠕動音を聴取します。足背部を数秒間圧迫し、腫脹や血流障害の有無を評価します。患者に足を押し付けさせ、足の筋力を測定します。

終了手順

  • 協力に感謝し、医師がすぐに診察に入る旨を伝えます。ベッドを元の位置に戻し、手指を再度洗浄します。記録をシステムに入力し、次の患者へ移ります。

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