廃水処理のプロセスと手順

予備処理

廃水を本格的に処理する前に、葉や枝、ゴミ、土砂などの固形物を除去します。通常は機械式スクリーンで大きなゴミをふるい落とし、必要に応じて砂や油脂の除去工程を行います。この段階で全汚染物質の約40~50%が除去されます。

一次沈殿槽(プライマリ・クラリファイア)

固形物除去後、廃水は一次沈殿槽に送られます。ここでは空気を供給し、活性汚泥と呼ばれる微生物が増殖して有機物を分解します。

二次沈殿槽(セカンダリ・クラリファイア)

一次処理後の水は二次沈殿槽に移り、活性汚泥が沈降して底にたまります。沈降した汚泥の一部は再利用し、残りは処分場へ搬送します。その後、最後のフィルターで微細な固形物を除去します。

次亜塩素酸ナトリウムによる消毒

次に、次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)を加えて消毒します。使用量は非常に少なく、4,000 Lの水に対し約1 Lの次亜塩素酸ナトリウムで十分です。この工程が終わると、廃水中の汚染物は約90%除去されたとみなされます。

放流(水のリターン)

処理が完了した清浄な水は、近くの河川や湖沼、池などの自然水系へ戻されます。多くの場合、地下管路や高架管を通して安全に放流されます。

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