高圧酸素チャンバーの火災安全対策
禁止品目
高圧酸素チャンバー内で禁止されているものは、たとえばタバコ、ライター、マッチ、使い捨ての手暖房器、腕時計、アクセサリー、義歯、硬質コンタクトレンズです。化粧品、ヘアスプレー、軟膏、ナイロン製品や合成繊維の衣類も持ち込み禁止です。補聴器、無線機、携帯電話、ゲーム機などの電子機器も使用できません。
予防策
高圧チャンバーの火災予防としては、可燃性・爆発性環境で使用が認められた電気機器のみを使用し、酸素に適合した潤滑剤を用いることが必須です。喫煙は絶対に禁止され、チャンバー本体および付随する制御室でも禁煙です。チャンバー内部は埃、ほこり、繊維屑、油脂がないよう常に清潔に保ちます。また、煙感知器と消火装置を設置し、定期的に点検します。
解決策
欧州高圧医学委員会は、火災リスク低減のために以下を推奨しています。全スタッフが参加する火災予防・消火訓練の実施、定期的な保守点検とその記録管理、安全情報ポスターの掲示です。医療機関はスタッフに適切な教育を提供し、患者・スタッフ・来訪者向けの安全方針を策定すべきです。
