血液と血漿の寄付:違いと手順
血液と血漿の違い
血液は体内を循環する生命維持の液体で、栄養素や酸素を細胞へ運び、老廃物を回収します。血液は水分、ガス、脂肪、化学物質、そして血漿から構成され、約55%が血漿(淡い黄色の透明液)です。血漿は赤血球・白血球・血小板を運搬する役割を持ちます。
寄付の条件
血液でも血漿でも、寄付者の条件は同じです。米国赤十字社の基準では、健康で、17歳以上、体重が50kg(110ポンド)以上であることが求められます。
血液の寄付
全血(whole blood)を献血する場合、受付から終了まで約1時間かかります。実際に血液が採取される時間は8〜10分程度です。全血は56日ごとに献血でき、採取された血液は後に成分ごとに分離され、輸血に利用されます。
血漿の寄付
血漿献血(血漿アフェレーシス)では、機械が血液を一度取り込み、血漿や血小板だけを分離して、残りの赤血球などは体内に戻します。全血献血より約15分長くかかります。米国赤十字社の基準では、28日ごとに献血でき、年間最大13回まで可能です。
寄付手順の共通点
献血・献血漿ともに、事前に十分な水分を取り、鉄分を多く含む食事を心がけます。身分証明書と服用中の薬リストを持参し、健康状態や渡航歴についての質問に答えます。血圧・体温・脈拍・ヘモグロビンを測定した後、腕を消毒し、滅菌された針で採血します。採取後は軽食を取り、10〜15分休憩してから日常生活に戻ります。
