MRSAに関する公衆衛生教育

MRSAとは?

MRSAは、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のうち、メチシリンに耐性を示す特殊な株です。通常、黄色ブドウ球菌は皮膚に赤くて痛みを伴う発疹を起こす軽度の感染症を引き起こし、メチシリンという抗生物質で治療できますが、MRSAはこの抗生物質が効きません。

MRSAはどこで感染するのか?

医療機関に関連する感染(HA-MRSA)と、地域での感染(CA-MRSA)の2種類があります。HA-MRSAは病院や介護施設、透析センターなど医療現場で主に発生し、CA-MRSAはプールやジムなど多くの人が密集する公共の場で見られます。

誰がMRSAに罹りやすいか?

誰でも感染する可能性がありますが、特に高齢者や免疫力が低下している人はリスクが高く、入院回数が多いほどHA-MRSAにさらされる機会が増えます。

MRSAの症状

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、MRSAを含む黄色ブドウ球菌の皮膚感染は以下のような症状が現れます。

  • 赤み
  • 腫れ
  • 痛み
  • 触れると温かい
  • 膿や分泌物がたまる
  • 発熱を伴うことがある

治療法

診断は医師が行う必要があります。MRSA感染が確認された場合、バンコマイシンなどの抗生物質が主に使用されます。また、感染部位の排膿が有効と判断される場合は外科的に処置します。

MRSAは不安を呼ぶ病原体ですが、早期に症状を把握し、適切な医療機関を受診すれば管理可能です。

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